第4回学術集会長挨拶                              松本 泉(熊本駅前看護リハビリテーション学院)

お礼

 

第4回日本理学療法教育学会学術集会は盛会にて終了することができました。ご参加いただいた皆様、ご講演、演題発表いただいた皆様の熱心なご発表、ご質問にて充実した会となりました。ありがとうございました。最後になりますが、開催にあたりご準備、当日運営にご尽力いただきましたスタッフの方々に心より感謝申し上げます。

 

第4回日本理学療法教育学会学術集会

学術集会長 松本 泉

学術集会長挨拶

 

 今回、第4回日本理学療法教育学会学術集会を九州・福岡の地で開催させていただくことになりました。期日は平成28年11月27日(日曜日)に開催の運びとなります。会場は福岡の海に面したベイエリアとなっており、福岡タワーやドームなどの観光も多くある地区にあります。理学療法士が誕生して50年を経て新たなステージへと向かう時、何が私たちに求められるのでしょうか?多くの学会でそれぞれの専門性を追求し、質を高めるために研修、学術活動が行われ成熟をみせています。その根幹となる理学療法士になる為の教育についても指定規則の改訂が目前にせまり、日本理学療法士協会の臨床実習の手引きについても見直しがなされることになっております。

 本学術集会においては「今、望まれる理学療法士の人材育成とは?~学生から新人まで~」をテーマに掲げました。特に臨床実習については理学療法士教育の大きな課題であるため、この機会に多くの議論、討議を行いたいと考えシンポジウムを企画しました。内容は前半に九州各県士会や大学での取り組みを中心にシンポジストからご発言いただき、日本理学療法士協会から指定規則の改定の動向と臨床実習の手引きの見直しについてそれぞれ担当部署より話題提供をいただけるように企画しております。その後、臨床実習を行っている現場、教育の現場、日本理学療法士協会の立場からのご意見、ご発言を頂き討議していきたいと思います。このシンポジウムが今後の日本理学療法士協会の臨床教育に対し現場の声として届くことを期待しています。後半には卒前・卒後の人材育成に関する演題発表を企画しております。この学術集会において多くの人材育成に関わる理学療法士の意見や議論、提言が今後の理学療法士育成に寄与できることが出来ればと思っております。ぜひ、多くの人材育成に関わっておられる方、興味のある方の参加をいただき、たくさんのご意見を頂きたいと思っています。皆様のご参加を運営幹事一同心よりお待ちしております。

 

                       第4回日本理学療法教育学会学術集会

                                             学術集会長 松本 泉